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<<   作成日時 : 2008/05/20 00:37   >>

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「Z」  1969年 フランス・アルジェリア

監督:コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
出演:イヴ・モンタン、ジャン=ルイ・トランティニャン、ジャック・ペランなど


BSで放送していたので、見てみました。


妨害される演説、暴徒と化した民衆、役に立っていない警察などなど、最初は何が起こっているのかよくわからなかった。でも新聞記者(ジャック・ペラン)や予審判事(トランティニャン)が動くにつれて、次第に議員(イヴ・モンタン)が暴漢に襲われた事件の背景がわかってきた。そこからは急激に面白くなり、完全に見入った。

淡々と、でも確実に一歩ずつ真実に近づいていく判事がとても頼もしく、でも最後には結局権力に負けるのか・・・と落胆したところで警察署長らを次々と訴えていくシーンは痛快だった。
やっぱり正義が勝つ、悪は滅びれ!・・・なあんて気分良くなってたところで衝撃のラスト。敢えて書かないけど、最後をああしたことで、現実社会をよく表しているなと感じざるを得なかった。悲しいことだけれどね。もう40年近く前の話だけど、今の世の中にも通じるものがある。


とにかく途中からのハラハラドキドキ感、最後のゾクゾク感は最高。素晴らしい映画だった。


見終わってから調べたけど、軍事政権時代のギリシャで実際に起こった暗殺事件をもとにした話だったそうで、しかもまだ軍事政権中にフランスで製作したってかなりすごい事なのでは。そんな時代背景をふまえた上で見ると、より緊迫感を味わえると思う。



出演者としては、ノリの軽い若き日のジャック・ペランがかっこよかった。私好みにもほどがあるってくらいかっこよかった。判事のトランティニャンもあの冷たい感じがたまらなく役にハマってた。とにかくかっこよかった。イヴ・モンタンは相変わらず色気のある人ですな。民衆役の人たちも含めて、出演者みんな役柄に合ってて魅力的だった。

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